メモの魔力はミニマリストの本です
前田祐二さんの、「メモの魔力」は自己啓発のビジネス本だと思ってました。
でも、読んでるうちに「これってミニマリストと根本が一緒だ!」と確信したことがあります。
えー!?何がミニマリストと共通してるのかって思いますよね。
実はメモの魔力で前田さんは、見開き二ページを使えといってます。
そもそも前田流のメモ術がどんなのかと言うと、左ページに事実を書いて、右ページにその抽象化と転用アイデアを書くやり方です。
普通の人は左ページに書くような事実だけをメモします。だから、右ページは不要ですよね?
でも、前田式メモ術ではわざと右ページを空白にしておくんです。そうすることで、「何か書きたい」「何かを書かないと」という脳になって、自然と自分の頭で考えたことをメモすることになります。
つまり、「人は空白があると、埋めたいという潜在意識が強く働く」ことをうまく利用したメモ術ってことです。
この余白のおかげで「1つの事実に対して自分の頭で考えた結果、アイデアがうまれる」ということになります。
これって、まさにミニマリストだと思いませんか?
だってミニマリストも、余白(物理的な空間)を多くとることで、何がしたいかというと「新しいもの(アイデア)を取り入れたい」ではないでしょうか。
そうですよね?たとえばご飯食べる時も、お腹いっぱいだと食べれないから、お腹減るまで待ちます。それは、次に美味しいご飯が食べたいからです。
ミニマリストって、とにかく物を減らす修行僧みたいに思われてるけど、新しいものを入れたいから古いものを捨ててるor初めから持たないようにしてるだけだと思います。
もちろん、新しく取り入れたいのは物だけではなくて、経験だったり知識だったりもします。
わたしも、汚部屋に住んでたときは身体も心も身動きが取れない結果、新しいことにチャレンジしなかったり、毎日淀んでた記憶があります。
それに比べてミニマリストという余白を残す生活を目指してる今は、部屋も心も風通しが良いためか、新しいことやってみよう!と機動力がつきました。
でも基本は超面倒臭がりな性格だし、コミュ障なので引きこもるのが大好きですが。
ということで、前田祐二さんのメモの魔力はミニマリストの本だと思ってます。ホリエモンも「捨て本」という断捨離の本を出してますよね。
どんどん捨てて、自分をアップデートしていきたいです。(かっこよくキマッタ!)